「あれ、どう思う?」
「ロイドさんとセシルさん、ですか?」
「そっ。あの二人を見てどういう風に思ったか。率直に述べよ、少年。」
「えっと……そうですね。お二人は時たま、夫婦みたいに息が合っているというか――」
「ふぅーん、他には?」
「後は、ロイドさんがセシルさんを誰よりも必要としている様に見えるというか。」
「……ところがどっこい、それが違うんだよねぇ。随分、セシルの方も依存してんの。」
「へっ!?そうなんですか?」
「まあ、依存というよりは尊敬に近いっていうのか。仮にも、ロイドは第7世代ナイトメアフレームであるランスロットを作った奴だし。」
「てっきり僕は、ロイドさんの方がそうなのかとばかり。」
「それは傍から見たらの話でしょ。――しかっしさぁ、悔しいなァ。可愛くて賢いあの子が、未だに気持ち悪ーいプリン伯爵の側に居るなんてさ。最悪ぅ。」
「ははは……セシルさんもそれなりに慕ってるって事なんでしょうか?」
「ずっと側にいる相応の理由はあるみたいだけど……でも、あいつはあんなんでしょぉ?だから、二人と別れる前に一つ大事な事をセシルに教えてあげたよ。」
「何をですか?」
「アイツが変なこと言った時には、一発ぶん殴っときゃあ大人しくなるよ、ってね。」
「それで……セシルさん、いつも――。」
「うぅん?セシルがどうかした?」
「いいえっ!まさにその通りだなぁと思って。」
「あははっ!結構言う口よねぇ〜、あんたも。」
「……すみません。」
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