●クレア+シャーネの会話。
(……最初は殺そうと思った?)
「……うん?いや、俺は車掌として乗客守りたかっただけだから。シャーネが黒服と白服の奴等と違うっていうのはあの時わかったし、ナイフだろうが何だろうが避けれるからな俺。まあ、女だから殺さない主義でもないが。」
(どうして?父を守ろうとする私に同情した?)
「間違っても同情じゃあない。なんなら誓っても良いぞ?いつぞやみたいに傷付けてくれたって構いやしない。」
(……何故、結婚しようと?)
「実のところ、俺にも分からないんだ。全くもって。最初から殺そうとするつもりもなかったのかもな。」
(分からない)
「その眼を見た時から……ずっと俺はシャーネに嵌ちまったのかもしれないな。」
(…!!どうして貴方を受け入れたのか分からない。けど、勝てる気さえもしなかった。半分脅迫だったも同じ――なのに。)
「そりゃ混乱するよな、ごめん。俺はさ、口説き落とす自信はあったけど、あの状況で結婚を強制するのはまずいかなと思って……逆効果だったか?」
(断ったら貴方に殺されてしまうのかと考えた。だから、私は……)
「俺は殺し合うでもどっちでも構わなかったよ。シャーネを愛するにはこうして側に居れた方が断然良いけどな。」
(……)
「あー……なんだ、その。そこで照れないでくれシャーネ。言った俺も恥ずかしくなる。……まあ、すごく可愛いが」
(……っっ!!)
「それと、自惚れかもしれないが……そんなに質問するのは、俺に愛されてるか不安に思ったから?」
(ううん、……私が貴方を受け入れられているかどうかと思った。)
「……参ったな。益々シャーネにはまりそうだ。」
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シャーネとしては色々不安なると思うわけで。そうして生まれたもうそう文です。
見返してみたら話題は結構殺す殺さないとかのバイオレンスさが漂っているオチ。
当サイトの方向性じゃ甘くなりません……(汗)ベタ甘とかいうだけならただです^^