●2002年辺りでシャーネ+クローディア+シャロン+フィーロの会話
「曾祖母様と曾祖父様の出会いは本当に素敵ね。豪華列車乗り合わせた偶然で出会うなんて世界の必然に違いないわ!」
(そうね、だとしたらとても嬉しい)
「だって…!そうに違いないでしょう?曾祖父様は誰よりも曾祖母様の事を愛しているもの。」
「……」
「だからいつでも曾祖母様は側に居るのよね?」
(ええ、約束したの。とても大切な約束を。)
「約束?」
(二人だけの約束。だから内緒にしておくわね)
「曾祖父様に聞いても言ってくれなそうだけど……曾お祖母大好きよ。」
(私も貴方を心から愛しているわ、クローディア。)
「ありがとう曾祖母様!嬉しい!曾祖母様みたいに素敵な事が私の世界に起こると信じているわ。とてもとても素敵な人達と出会えるのを……!」
(貴方なら出会える、きっと。)
「クローディアはシャーネが喋れないのによく分かるな。俺、てっきりアイツだけが出来る特技かと思ってたけど……」
「ええ!私も曾祖父さまの血を引いていますから、曾祖母さまの眼を見ればはっきり分かるもの。ねぇ、シャロン!」
「……うん。」
「マジか?さすがだなって……有り得ないねぇから。」
「……フィーロさんも」
「うん?」
「目を見たら分かりますよ。」
「ああ……う〜ん。多分つーか……アイツじゃない限り絶っ対俺には無理だと思う。」
「……」
「うおっ……悪いなシャロン。そう期待に満ちた目で見ないでくれよ。――にしてもあいかわらずの無口っぷりだよな。そればっかりはキース譲りか」
「…………にゃあ」
「まあっ、盛大な照れ隠しね!シャロン!」
「そう……なのか?」
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曾孫達と叔父さんなフィーロのやり取りがすきです